最近、ニュースなどでも「Z世代」という言葉を耳にするようになりました。
Z世代は、日本では1990年後半~2012年頃に生まれた世代を指します。
Z世代以外にも「Y世代」「α世代」といった世代の区分けがされています。
この世代の区分けは、育ってきた時代や、環境に応じて振り分けられており、その世代の特徴を表すのに使われています。
Z世代とは?
Z世代は、日本では主に「Y世代」の後に生まれた世代、1990年後半~2012年頃に生まれた世代のことを指します。
2021年時点で、約11歳~26歳の世代になり、学生や若者世代と呼ばれる世代でもあります。
デジタルコンテンツの普及に伴い、デジタルネイティブとして育った背景があります。
Z世代の特徴
Z世代の特徴は、先にも触れましたが「デジタルネイティブ」になります。他にも特徴があるので紹介します。
デジタルネイティブ
デジタルネイティブとは、子供の頃からPCたインターネットに触れてきた世代のことで、日本では、1980年以降に生まれた世代とされています。
これは、Z世代だけでなく、Y世代やミレニアム世代にも含まれます。
ただ、Z世代は生まれた時には、すでにインターネットやデジタル機器が身近にあった点も踏まえ、生活の中で当たり前にデジタルに触れていたことから「真のデジタルネイティブ世代」でもあるといえます。
デジタルネイティブであるため、新しいテクノロジーにも寛容です。
VRやライブ映像配信、360°動画など、目新しいテクノロジーを取り入れたサービスでも受入れられやすい傾向にあります。
スマホネイティブ
Z世代の学生時代には、既にスマートフォンが普及していました。
この世代の多くはガラケーを使ったことがない世代でもあります。
スマホ1台で情報収集や買い物、読書やゲームなど何でもできてしまうため、デジタルコンテンツの普及に繋がりました。
その反面、テレビや雑誌といったメディア離れや、本を読む活字離れなどが進んでいます。
SNSネイティブ
スマホネイティブとも被りますが、スマートフォンと共に広がっていったのが「SNS」です。
ツイッターやインスタグラムなど、学生時代にはSNSが一般的であり、インターネットによるコミュニケーションが普及しました。
そんなSNS時代の中で育ったこともあり、企業やタレントの炎上を目にしています。
そのため、プライバシーには慎重で、個人情報をさらさない傾向にあります。
ただ、口コミなどのフィードバックは積極的に行う面もあります。
SNSネイティブは、インフルエンサーの影響力が強く、CMや雑誌で取り上げられたり、タレントが使っている商品よりも、自分がフォローしているインフルエンサーに強く影響される傾向にあります。