『All in One SEO』を使っているとカテゴリーやタグでアーカイブしたときのページをnoindexにするかどうかの設定が存在します。
これはカテゴリーアーカイブやタグアーカイブで表示される記事が投稿した記事と同じ記事として判定されてしまい、ページの重複として判定されることでSEOが不利になってしまうことを防ぐための機能として存在します。
ここではどのように設定するのがいいのか説明します。
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カテゴリーやタグはnoindexにすべき?
基本的にはnoindexに設定しておきましょう。
カテゴリー | noindex(※index) |
---|---|
タグ | noindex |
日付 | noindex |
投稿者 | noindex |
noindexにする理由
Googleでは同じような内容のページを乱立することを嫌っています。
これはユーザが目的のページを探すとき、似た内容のページをいくつも参照してしまい目的のページにたどり着けないことがあっては困るためです。
例えば気になるニュースを検索したときに、まとめサイトにたどり着いたけど目的の情報がどこにあるかわからなかったことはないでしょうか。
まとめサイトの多くはページ内に情報を詰め込むことで、様々な検索結果にヒット出来るように仕向けています。
まとめサイト自体が悪いというわけではありませんが、Googleとしてはユーザーが欲しい情報を届けることが大前提なので検索ページの最初に表示されるページを目的にあった優良なサイトとしたいわけです。
そのためGoogleでは、独自の基準で優良なサイトかどうかを判定しています。
判定基準の1つに重複するコンテンツというものがあります。
重複するコンテンツ
一般に、重複するコンテンツとは、ドメイン内または複数ドメインにまたがって存在する、他のコンテンツと完全に同じであるか非常によく似たコンテンツのブロックを指します。多くの場合、偽装を意図したものではありません。悪意のない重複するコンテンツの例には、以下のものがあります。
- 通常ページと携帯デバイス用の簡易ページの両方を生成するディスカッション フォーラム
- 複数の異なる URL で表示またはリンクされる商品ページ
- ウェブページの印刷用バージョン
まとめサイトは意図した重複コンテンツになりますが、カテゴリーやタグのアーカイブページは意図しない重複コンテンツになる可能性があります。
これはオリジナルのページの内容がカテゴリーのアーカイブページに記載されることもあり、同じページが2つ存在していると判断されてしまうことがあるからです。
カテゴリーをindexする場合
カテゴリーをnoindexにしなければならないわけではありません。
あくまでも重複していると判定されてしまうことが問題となるため、カテゴリーの記事が充実しているのであれば対象のカテゴリをインデックスさせてもいいです。
カテゴリと記事が1:1であれば重複となりますが、1:100であればカテゴリのアーカイブページがあっても問題にはならないでしょう。
カテゴリでまとめたページがあった方がユーザーにはわかりやすいからです。
(固定ページや記事でまとめページを作る方法もあります。)
結論はユーザー目線!!
ユーザー目線で、どのような構成のサイトなら知りたい情報に簡単にたどり着けるのか考えてみましょう^^
アーカイブページはあくまでも投稿ページにたどり着くための方法です。
必要なのは投稿ページの内容なので、しっかりと記事を作成しましょう。